下屋 則子(クロ役)

クロの魅力は、普段のふわっとした感じと、戦闘モードのギャップですね。戦う時は目つきも変わり、ギャップ萌えというか(笑)。

戦闘モードの時のお芝居については、プロの格闘家のつもりで演じてくださいと言われているので、そのつもりで頑張っています。 あとクロのチャームポイントは、あの大食いなところです。是非本編でもっとクロの大食いなところをフィーチャーしてもらえたらと思っています(笑)。

オーディションの時から、面白そうな作品だと思っていたので、『クロ役で受かりました』と知らされた時はとても嬉しかったですし、第1話のアフレコが待ち遠しく思いました。
最初に登場した時は強かったクロも、いろいろな相手が登場し楽には勝てなくなっていきます。第3話はちょうどそういうあたりで、物語も戦いもこれからという感じです。『黒神 The Animation』の今後の展開を楽しみにしていただければと思います。

浪川 大輔(伊吹 慶太役)

第1話のクロの登場から始まり、非日常的な事態に振り回されてきた慶太ですが、第3話でようやくその状況を半分ぐらい受け入れられたかな、というところです。環境は急激に変化するし、守るべきものも侵食されていく。そんな慶太を、同じぐらいの視線の高さで演じられたらと思っています。

慶太を演じていて難しいのは、モノローグとナレーションと普通のセリフの演じ分けです。この三つをどうやって演じ分けるかは第1話から意識しています。

慶太と契約することになるクロは、やはり普段と戦うシーンのギャップが魅力ですよね。あとはあの天然ぽい言動でしょうか。やはり天然は養殖に勝るというか(笑)。 アニメはアクションシーンも非常にかっこよく描かれているので、原作ファンの皆さんにも満足していただけるのではないでしょうか。『黒神 The Animation』はこういう解釈で作られているんだな、と思って楽しんでいただければと思います。

大原 さやか(佐野 茜役)

オーディションで最初にテストをした時に「その演技はお母さんぽいので、お姉さんぽく演じてください」と言われ、これはダメだったかなと思いましたが、茜役をいただくことができました。

今も演じる時に注意していますが、慶太に対してあれこれ世話は焼くけれど、あくまでも姉に近い、年上の幼なじみであるところを忘れないようにしようと思っています。また、慶太役の浪川さんがとてもナチュラルに演じられる方なので、こちらもあまり演技を作り過ぎないようにしています。

茜は、見た目はふんわりとしたお姉さんではあるけれど、同時にクロとは違った意味で天然なんですよ(笑)。クロが慶太に無邪気に寄り添うことに対して嫉妬も感じたりしますので、その嫉妬の出し方も含めて楽しく演じています。 シリアスな物語の中で、クロとのほっとするやりとりを丁寧に演じることで、作品にメリハリがつけられればと思っています。

田村 ゆかり(エクセル役)

オーディションを受ける時に原作を読み、そのイメージで演じたら「あまり子供らしさを出さないでほしい」とご指摘をいただいたので、本編では外見から受ける印象よりも少し大人っぽく演じています。『黒神』は、難しい用語も多いですが、ドッペルライナーシステムという世界観にはとても引き込まれるものを感じました。

エクセルは、クロと慶太たちに対して、敵とも味方ともつかないポジションで、その部分が魅力の一つだと思います。彼女の今後の展開を楽しみにしていただければと思います。

中田 譲治(シュタイナー役)

原作からすると出番はもう少し先だなと思っていたら、第2話で突然アフレコに呼ばれて驚きました。しかも、息のアドリブだけで(笑)。

シュタイナーは魅力的な役ですね。ほとんどエクセルとのコンビで出て来ますので、田村さんとのバランスの妙を楽しんでもらえたら良いですね。何故彼女が契約者になったのか、裏設定にも興味あります。ヨーロッパ代表として頑張ります。